5月27日(水)、日本シャルキュトリ協会主催の「フレンチシャルキュトリ祭り」が東大駒場構内にあるフランス料理店『ルヴェ・ソン・ヴェール駒場』で開催されました。
シャルキュトリとは、豚肉を主に鶏や兎、鴨などを使った肉の加工品のことで、ソーセージ、サラミ、生ハム、パテ、テリーヌなどがそれにあたります。フランス人にとって、外食時にはアペリティフに楽しむ料理であり、普段は家庭惣菜として欠かせない料理でもあります。日本人はこれまでフランスの一流レストラン料理やワイン、チーズ、パンなどには多々接してきましたが、シャルキュトリだけはまだまだなじみがないままでした。そこで、このフランスのシャルキュトリを日本にもっと広め、親しんでもらうため、2013年に発足したのが「日本シャルキュトリ協会」です。
当日は、事前に行われた「第1回シャルキュトリコンクール(プロ部門、一般部門)」の受賞者や審査員を始め、フランス料理店のシェフたち、フランス大使館関係者、食品会社関係者などが一同に会し、授賞式がとり行われた後は、シャルキュトリのビッフェパーティが催されました。
ビュッフェパーティでは、インドア、アウトドアの各ブースに多彩なフレンチシャルキュトリが色鮮やかに、おいしそうに盛り付けられていました。その盛り付けがまたオシャレなこと!親しみやすいシャルキュトリらしく、飽きさせない魅力にあふれていました。
さらに別室には、プロ向けのシャルキュトリコンクールへ参加したシェフの20作品「パテ・アン・クルート」も並べられ、その渾身の味を楽しめるようになっていました。
会場には、フランスAOC銘醸ワイン、チーズ、フランスパンも用意され、シャルキュトリの神髄をゆっくり味わうことができました。
会場:ルヴェ・ソン・ヴェール駒場
日時:2015年5月27日(水)
18:30~19:15 第1回シャルキュトリコンクール授賞式
19:15~21:00 フレンチシャルキュトリ祭り
主催:日本シャルキュトリ協会