「残したい!伝えたい!日本の味!我が家の味!」⑦

『残したい、伝えたい、日本の味!我が家の味!』

食ラボで研究中の家庭料理シリーズ。
7月第2弾は、“酢の物”をとりあげました。

今回、食ラボ研究員に披露してもらったのは、
①思い出の味やふるさとの味
②我が家の定番の味や人気の味

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和風ピクルス

「昔からよく作ってきたうちの常備菜なんです」と、“和風ピクルス”を披露してくれたのは成瀬さん。漬け込んだ野菜は、きゅうり、セロリ、にんじん、赤ピーマン、かぶ、カリフラワー。鍋で水を煮立たせてから塩とみりんを加え、火を止めて完全にさましてから酢を加え、ピクルス液を作ります。そして、保存ビン等に野菜を生のまま入れ、ピクルス液を注ぐだけ。みりんが入るのと、スパイス類は入らないので“和風”。小さな子供や酸味が苦手な人でも食べられるやさしい味のピクルスです。

 

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トマトの酢みそ

もう1つが、ちょっと変わった“トマトの酢みそ”です。先にトマトは湯むきして、冷蔵庫でよく冷やしておきます。みそと砂糖、酢で酢みそを作り、食べる直前に冷やしておいたトマトとあえ、大葉のせん切りをのせます。「よーく熟れた、ぐずぐずになる一歩手前のトマトを使うとおいしい」のだとか。シンプルな冷やしトマトのレパートリーがひろがりますね。

 

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スティックピクルス

長島家でも季節の野菜を漬け込んでピクルスを作り、常備していることが多いといいます。この時期によく作るのは、グリーンアスパラやズッキーニ、にんじんの“スティックピクルス”。作っておけば、そのときどきにこれを取り出し、刻んでポテトサラダに混ぜ込んだり、ゆで卵のディップに加えたり、あえものやソースの一部にしたり・・・と重宝するとか。
ほかに、きのこやゴーヤをピクルスにしたり、ズッキーニを焼いてからピクルスにしたり、素揚げしたいかやたこを使う場合もあるそうです。

 

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きゅうりの酢の物

岩崎家の場合、夏場はもっぱらきゅうりやゴーヤの酢のものが多いそうです。ごくごくオ
ーソドックスな“きゅうりの酢のもの”は、その時々でわかめを加えたり、たこ、みょうが、しょうが、もずく、刻んだごまを加えることもあるそうです。

 

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きゅうりの炒め漬け

ほかによく作るのが“きゅうりの炒め漬け”。「きゅうりを炒めてから、しょうが、赤唐辛子、酢、砂糖、しょうゆで調味するだけ。にんじんや干ししいたけのせん切りを加えることもあります。炒め漬けにすると日持ちがして便利なので、作っておくことも多いですね」。
山盛りのきゅうりを見つけたらさっそく作ってみたいですね。

 

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ゴーヤとみょうがの酢の物

“ゴーヤとみょうがの酢のもの”もいかにも夏らしい組み合わせ。ゴーヤは薄切りにしてサッと湯に通し、せん切りにしたみょうが、たたいた梅干し、酢、砂糖、塩で調味。おかかをふって食べるそうです。栄養満点のゴーヤ、みょうが、たたき梅。こちらも夏バテ防止に役立ちそうですね。